結果概要は、同社リードパイプラインCTX-712は日本で実施したFirst in Humanの第1相臨床試験でPOC(proof of concept:概念実証)が確認された。また、CTX-712の治療に関連した主たる有害事象は消化器毒性であり、制吐剤の併用によって管理可能であった。そして、14例のうち6例(42.9%)で奏効し、うち4例が完全寛解となった。奏効を認めた患者での治療期間中央値は164日であった。また、スプライシング変異を有する患者4例のうち3例(75%)で奏効を認め、患者層別化を行うことによってより高い奏効率を達成できる可能性が示された。