a) 障がい者雇用支援サービス 障がい者雇用支援サービスは売上収益で前年同期比18.7%増の3,887百万円、営業利益で同7%増、金額ベースで89百万円の増益となり、過去最高を連続更新した。営業利益率は38%台から34%台に低下したが、売上構成比の変化(設備販売の構成比低下)や屋内型農園の新規開設に伴う立ち上げ負担増が主因となっている。屋内型農園は賃借料や光熱費等の固定費が屋外型と比べて高いため、稼働率の低い開園初期段階では屋外型と比べて利益率が低くなる傾向にある。
b) 広域行政BPOサービス 広域行政BPOサービスの売上収益は前年同期比27.6%減の472百万円となり、営業利益も同225百万円の減益となったが、会社計画に対してはそれぞれ若干上回った。新型コロナウイルスのワクチン接種やマイナンバーカード申請など国策案件が一巡したことが減収減益要因となった。第2四半期末における拠点数は、前期末比横ばいの20拠点となっている。
c) 環境経営支援サービス 環境経営支援サービスの売上収益は、新たに開始した自治体向けコンサルティングサービスの寄与により、前年同期比18.2%増の468百万円となった。営業利益は子会社のエスプールブルードットグリーンにおいて今後の事業拡大に向けた人員体制強化(第2四半期末の従業員数は前年同期比46名増の76名)やオフィス移転増床など先行投資を実施したことで、同146百万円の減益となった。