*13:59JST ステップ Research Memo(9):配当性向50%を目安に配当を行う方針、自己株式取得も実施中 ■株主還元策

ステップ<9795>は2023年9月期より新しい経営方針のもと、教師の給与引き上げと合わせて、株主還元策の強化も打ち出した。具体的には、配当性向の目安を従来の30%から50%に引き上げた。同方針に基づき、2024年9月期の1株当たり配当金は前期比2.0円増配の74.0円(配当性向49.4%)を予定している。今後も利益増が続けば増配が期待できる。また、株主優待制度として毎年9月末の株主に対して保有株式数と継続保有期間に応じてオリジナルQUOカード(500~4,000円分)を贈呈している。100株保有株主の配当金と株主優待を合わせた投資利回りを見ると4.1~4.9%の水準となる(6月10日終値1,909円で試算)。

なお、同社は自己株式の取得を2023年11月より実施している。取得株数は100万株(発行株数(自己株式除く)の6.13%に相当)、取得価額の総額は19億円をそれぞれ上限としており、2024年5月までに24.9万株を480百万円で取得した(取得期間:2023年11月1日~2024年9月末)。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

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情報提供元: FISCO
記事名:「 ステップ Research Memo(9):配当性向50%を目安に配当を行う方針、自己株式取得も実施中