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大幅に3日続落。東証が31日から信用取引に関する規制措置を強化している。新規の売付及び買付に係る委託保証金率が50%以上(うち現金20%以上)となった。日証金も増担保金徴収措置を実施している。アイズ株は広告業界プラットフォーム「メディアレーダー」に関する技術の特許取得などで買いが殺到し、29日には年初来高値を更新していたが、買い一巡後は利益確定売りに押される展開が続いているようだ。
<4593> ヘリオス 158 +20
大幅に3日ぶり反発。SBI証券が投資判断を「中立」から「買い」に引き上げている。目標株価は370円(前日終値138円)で維持した。既存パイプラインの価値や24年12月期に幹細胞製品「MultiStem」関連のディールが期待できることなどを踏まえたという。営業損益予想については、24年12月期は32.50億円の赤字から25.50億円の赤字(会社予想は非開示)に、25年12月期は32.75億円の赤字から25.70億円の赤字に、それぞれ引き上げた。
<6696> トラースOP 688 +100
大幅に反発。電力大手10社が7月請求分(6月使用分)の電気料金を値上げすると発表したことから、関連銘柄として物色されている。値上げは政府が物価高騰対策として実施してきた補助制度が6月請求分(5月使用分)で終了するため。家庭の節電意識が高まるとの見方から、AI電力削減ソリューションを取り扱うトラース・オン・プロダクトのほか、マンションなどを対象に分散型電源を手掛けるレジル<176a>などが買われているようだ。
<7083> AHCグループ 1278 +36
大幅に反発。神奈川県立保健福祉大学発ベンチャーのパパゲーノ(東京都渋谷区)と資本業務提携すると発表している。第三者割当増資でパパゲーノ株5000株(総額0.10億円)を引き受けるほか、主要株主から計1000株を取得する。株式譲渡実行日は6月7日で、AHCグループの保有比率は10.9%になる予定。提携により、福祉事業所のIT活用による効率化や多様なニーズに対応した事業所の開発、DX推進によるガバナンス体制の整備・構築を図る。
<6232> ACSL 850 +45
大幅に続伸。新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が公募した経済安全保障重要技術育成プログラムでの研究開発構想「小型無人機の自律制御・分散制御技術(研究開発項目(1))」の委託先として採択されたと発表している。事業規模は1億円以内。まずは自律制御・分散制御に係るソフトウェアを搭載する小型無人機のハードウェア開発に向けたフィジビリティスタディー(実現可能性調査)に着手する。
<2986> LAホールディングス 4290 +180
大幅に4日ぶり反発。15万株(7.50億円)を上限として自社株買いを実施すると発表している。発行済株式総数(自社株を除く)に対する割合は2.4%。取得期間は31日から8月30日まで。株主還元及び資本効率の向上を図るとともに、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行することが目的。自社株買いが好感されていることに加え、前日までの続落を受けて値頃感があることも買いにつながっているようだ。 <ST>