2つ目の柱は、「AI STORE LAB」である。現在は商用化に向けての実証実験の段階だが、店舗の無人化を生かせる業態は多い。例えば、24時間営業が基本のコンビニエンスストアでは、防犯対策の観点から夜間は2名での勤務体制が主流である。一方、人手不足問題から2名体制を徹底するのが難しいとのオーナーの声も年々高まっているようであり、店舗の無人化による解決が検討されている。今後商用化が実現すれば同社の大きな収益源として期待される。また、オフィスや商業施設のセキュリティを高める監視カメラや入退室管理、警備システムや空調・電力などのビル設備との連携を行うスマートビル、それを発展させたスマートシティの商用化を計画中である。