b) E-Commerce事業 E-Commerce事業は売上高で前期比8.0%増の989百万円、セグメント利益で同8.4%減の294百万円を見込んでいたが、既述のとおり第2四半期までの進捗が計画をやや下回ったほか、2024年1月に事業売却することになったため、売上高、利益ともに計画から減額となる見通しだ。
c) ERP事業 ERP事業の売上高は前期比12.7%増の3,106百万円、事業利益は同22.6%増の612百万円と2ケタ増収増益を見込んでいる。売上高は2020年2月期の2,905百万円を上回り、4期ぶりに過去最高を更新することになる。第2四半期累計で上振れ要因となったインボイス制度対応に関連した案件は下期も若干残っており、通期で3億円弱の増収要因になると同社は見込んでいる。下期は関連売上が減少するもののERPの新規引き合いが旺盛なため、売上面では十分にカバーできる見通し。売上構成の変化により下期の利益率は低下するが、既存案件の開発が順調に進んでいることや社内開発体制の強化により外注費を抑制できていることもあり、通期でも第2四半期までの上振れ分程度の増額は可能と弊社では見ている。