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2023年12月期通期連結業績予想の売上高は前回発表予想比2.6%増の1,180億円、営業利益は同23.5%増の105億円、税引前利益は同38.9%増の125億円、親会社の所有者に帰属する当期利益は26.9%増の165億円、基本的1株当たり当期利益は120円17銭。
東南アジア金融事業は、PT Bank JTrust Indonesia Tbk.の貸出金残高が21兆ルピア(約2,000億円)を超えるとともに、貸出金利を市場実勢に合わせて引き上げていることから、利息収益が当初の予想を上回って増加している。
韓国及びモンゴル金融事業は、貯蓄銀行事業において預金金利の上昇による収益悪化を予想していたが、韓国銀行による基準金利の引上げが一段落し、懸念したほどの損失とはならず底打ちが期待できる状況となった。
日本金融事業はNexus Cardの割賦売掛金残高が拡大している他、債権回収が当初の予想以上に進捗している。
また第1四半期連結会計期間に、ミライノベートの吸収合併に伴い、負ののれん発生益を計上したことに加え、Nexus Cardの合併が4月1日に完了したことにより、第2四半期連結会計期間において繰延税金負債の取崩しが親会社の所有者に帰属する当期利益に加算される。
こういった状況から今回の業績予想の修正に至った。
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