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同氏は、世界有数のmRNA医薬の医薬品製造受託機関(CDMO)であるTriLink Biotechnologiesで、2017年から2023年まで最高科学責任者(CSO)を務めていた。
その間、ファイザー・BioNTechのCOVID-19ワクチンにも使用されているCleanCap®の開発や、mRNAの製造に関わる新しいプロセス開発に重点をおき、TriLink成長の原動力として活躍してきた。TriLinkはmRNA創薬が活発となった2019年から2022年にかけて売上規模を10倍以上と急成長している。
同社によるとCleanCap®はCOVID-19ワクチン開発を最速で実用化に導いた重要な要素で、現在のmRNA創薬に必要不可欠な技術として世界で用いられ、このmRNA医薬への貢献により、同氏は世界中のmRNAに関わる企業とつながるとともに、同氏のもとに最新のmRNA技術が集まっているという。
同社はRNA医薬の世界的キープレーヤーを迎えることにより格段に高まったプレゼンスを活かして、mRNA創薬IP Generator事業を強力かつ迅速に展開していくとしている。
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