なお、学習塾ポータルサイトの「塾シル」については、掲載教室数が10,000教室間近と前期末の約7,900教室から大きく増加した。複数の大手学習塾の掲載が決まったためで今後の収益化に向けて、良い方向に進んでいるものと評価される。とは言え、業界最大手の「塾ナビ」では掲載教室数が10万教室を超えているほか、その他にも「テラコヤプラス by Ameba」「塾選」など大手が複数あり、激しい競争が続いている状況に変わりない。売上高も前年同期比で横ばい水準にとどまっており、サイトの集客力強化が課題と言える。今後はSEO対策の強化とコンテンツの充実によりサイト訪問者数を増やし、売上高の増加に取り組んでいく方針となっている。