シェアリングエコノミー事業の売上高は同11.6%増の9.85億円、セグメント損失は0.55億円(前年同期は0.52億円の損失)となった。運営するシェアオフィスは、首都圏を中心に直営店84拠点(2023年1月末)を展開し、様々な利用提携先の施設を含めると国内最大級となる770拠点以上のオフィスネットワーク網となった。シェアオフィスの利用会員数は12,800会員に達し、利用者に対して低コストで高品質な働く場を提供する体制の構築を積極的に進めている。また、マルチロケーションで利用できるサテライトオフィス「THE HUB all access」のサービスを従来より提供するシェアオフィス(専用オフィス、共用オフィス)に加えることで、利便性の更なる向上に努めてきた。THE HUB all accessの会員を中心に、前年比で会員数を伸ばし売上成長は進んでいるが、環境変化の移り変わりの中で事業成長に時間のかかる状況がつづいており、計画の実行性を注視している。南青山で3店舗展開するサロンブランド「nex」のギグワーカーのスタイリストが活躍するシェアサロンは、髪質改善専門サロンの4号店を当第1四半期に出店し、顧客に好評となっている。この開店費用が当第1四半期には含まれている。