■サステナビリティへの取り組み

ダイコク電機<6430>は、経営理念である「イノベーションによる新しい価値づくりを通じ、これからも一貫して持続的な成長を果たしてまいります。」に基づき、事業活動を通じた持続可能な社会の実現と同社グループ自身の成長を目指すため、改めて「サステナビリティ基本方針」及び「マテリアリティ(重要課題)の特定」について取締役会にて決議し公表した(2022年3月)。ギャンブル依存症チェックゲーム(チェッパチ)による啓蒙活動や親子プログラミング体験教室の開催、テレワーク推進を含む働き方改革及び人材活躍の推進、ソーラーパネルの設置など、マテリアリティに沿った具体的な取り組みを推進している。また、「サステナビリティ委員会」の設置など、サステナビリティ活動を持続的かつ体系的に推進していくための体制づくりに加え、TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)に基づく気候変動に係る情報の開示も行っている。2022年12月には、企業等の環境関連の戦略や取り組みなどを評価・認定する国際的な非営利団体CDP(本部:イギリス・ロンドン)から、気候変動対応への取り組みで、マネジメントレベル「B-」の高い評価を受けている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)

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情報提供元: FISCO
記事名:「 ダイコク電 Research Memo(10):持続可能な社会の実現やグループ成長を目指しサステナビリティ基本方針を公表