リソー教育<4714>は10日、2023年2月期第3四半期(22年3月-11月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比5.4%増の232.45億円、営業利益が同21.7%減の16.24億円、経常利益が同20.2%減の16.60億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同22.2%減の10.22億円となった。

TOMAS(トーマス)(学習塾事業部門)について、完全1対1の進学個別指導による高品質な教育サービスを提供し、売上高は前年同期比4.6%増の118.29億円となった。当第3四半期においては、TOMAS錦糸町校(東京都)、TOMAS上大岡校(神奈川県)をリニューアル、TOMAS立川校(東京都)を移転リニューアルした。

名門会 (家庭教師派遣教育事業部門)については、100%プロ社会人講師による教育指導サービスの提供に加え、全国区へ事業展開を図っており、売上高は前年同期比0.5%減の36.92億円となった。当第3四半期は、名門会御器所校(愛知県)を新規開校、名門会つくば駅前校(茨城県)を移転リニューアルした。

伸芽会(幼児教育事業部門)については、名門幼稚園・名門小学校受験業界でトップクラスの合格実績を誇る既存事業「伸芽会」に加え、受験対応型の長時間英才託児事業「伸芽’Sクラブ(しんが~ずくらぶ)」の2つのブランドの充実を図り、売上高は前年同期比4.3%減の46.56億円となった。当第3四半期は、伸芽’Sクラブ学童晴海トリトン校(東京都)を新規開校した。

スクールTOMAS(学校内個別指導事業部門)については、学校内個別指導塾「スクールTOMAS」の営業展開を推し進め、売上高は前年同期比28.6%増の19.05億円となった。

プラスワン教育(人格情操合宿教育事業部門)については、情操分野を育む多彩な体験学習サービスの提供を行い、売上高は前年同期比69.2%増の11.50億円となった。当第3四半期においては、TOMAS体操スクール市ヶ谷校(東京都)を新規開校した。

その他の事業の売上高は前年同期比7.1%減の0.11億円となった。

2023年2月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比10.0%増の330.00億円、営業利益が同19.1%増の36.10億円、経常利益が同21.4%増の37.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同2.8%増の25.00億円とする期初計画を据え置いている。「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を当第1四半期の期首から適用しており、連結業績予想は当該会計基準等を適用した後の金額となっている。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 リソー教育---3Q増収、学習塾事業・学校内個別指導事業及び人格情操合宿教育事業の売上高が順調に推移