リグア<7090>は8日、2023年3月期第2四半期(22年4月-9月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比25.5%減の12.36億円、営業損失は3.56億円(前年同期は0.98億円の利益)、経常損失は3.65億円(同0.92億円の利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失は2.65億円(同0.32億円の利益)となった。

接骨院ソリューション事業の売上高は前年同期比27.6%減の8.47億円、営業損失は3.33億円(前年同期は0.69億円の利益)となった。ソフトウェアの売上高は同3.3%増の2.00億円となった。接骨院向け患者情報管理システム「Ligoo POS & CRM」とレセプト計算システム「レセONE」の機能を併せ持った「レセONEプラス」の販売を行ったことや日本ソフトウェア販売の売上寄与等があった。機材・消耗品の売上高は同64.9%減の2.03億円となった。接骨院での自費施術メニューの拡大をサポートする為のツールである機材について、世界的な半導体の供給不足により、主要機材の仕入に一部遅れが生じ機材販売に大きな影響が出た。また、ヘルスケアブランド「Dr.Supporter」の販売に注力した。教育研修コンサルティングの売上高は同12.4%増の3.00億円となった。新規利用者のWeb集客を目的としたWebコンサルティング及び顧客毎の需要に合わせた年単位など一定の契約期間を基本とする継続型のコンサルティングを行った。また、接骨院の幹部または幹部候補者等向けの研修プログラム「GRAND SLAM」や経営者向けの「経営実践塾」等を展開した。請求代行の売上高は同10.0%増の1.42億円となった。接骨院等における事務負担の軽減を目的とした療養費請求代行サービスを展開し、新規顧客開拓を行い会員数が増加した。また、2022年7月より療養費早期支払サービスを開始した。

金融サービス事業の売上高は前年同期比20.6%減の3.89億円、営業損失は0.23億円(前年同期は0.28億円の利益)となった。保険代理店の売上高は同17.9%増の2.43億円となった。オンライン営業にて募集行為を行ったほか、接骨院ソリューション事業において構築された接骨院ネットワーク及び提携先からの紹介等により生命保険及び損害保険の販売を行った。IFA(金融商品仲介業)の売上高は同48.5%減の1.44億円となった。ウクライナ情勢の長期化や世界的な金融引き締め等により、マーケットが軟調に推移した影響を受けた。その他の売上高は同63.3%減の0.01億円となった。一般事業会社の財務コンサルティングを受託した。

2023年3月期通期については、同日、連結業績予想の修正を発表した。 売上高が前期比13.7%減(前回予想比17.1%~21.8%減)の27.64億円、営業損失が4.61億円(同3.97~5.44億円減)、経常損失が4.80億円(同4.03~5.50億円減)、親会社株主に帰属する当期純損失が3.16億円(同2.54~3.50億円減)としている。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 リグア---2Q減収なるも、教育研修コンサルティング・請求代行・保険代理店は2ケタ増収