エスプール<2471>は28日、子会社のエスプールグローカルが、大分県中津市と包括連携協定を締結し、オンライン窓口の実証実験を市内2か所で開始することを発表。

エスプールグローカルは、隣接する複数の自治体業務を受託するシェアード型のBPOセンターを2月に中津市に開設し、広域自体のDXの推進を支援している。中津市は、庁舎に行かずデジタル端末で行政手続きが可能となる「どこでも窓口」の実現に取り組み、オンライン申請の導入を積極的に進めている。

同実験で、エスプールグローカルは、2022年11月5日から2023年5月31日まで、オンライン窓口を中津市内の大型ショッピングモール内(イオンモール三光2階、ゆめタウン中津1階)に設置し、約5種類の行政手続きに対応する。オンライン申請に不慣れな住民は、ビデオ通話を通じて専用オペレーターによる遠隔サポートを受けることができる。同実験で得たデータをもとに、利用者の声に即した利便性の高い行政サービスの提供を目指す。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 エスプール---エスプールグローカル、オンライン窓口の実証実験を大分県中津市内で開始