フォーシーズHD<3726>は28日、連結子会社のHACCPジャパンが、食品製造業の海外販路の拡大、新規開拓をサポートするため食の海外販路開拓支援「セカイタク~Japan Foodies Choice」の事業にパートナー企業として参画することになったと発表した。

同社では2022年5月よりHACCP認証コンサルタント業務及び国際標準であるJFS規格取得のコンサルタント業務を全国展開している。2020年の食品衛生法改正後、原則としてすべての食品等事業者に国際標準であるHACCPに沿った衛生管理の実施が義務付けられており、昨今ではHACCP制度化に伴いJFS規格(食品安全マネジメントシステム規格)が注目されるようになっている。JFS規格の取得は、食品安全に対するレベルを向上させることや人材育成を目的としており、HACCPジャパンは、日本国内におけるHACCP導入の遅れを解決し、消費者が安心して生活ができるよう、HACCP認証コンサルタント業務及び国際標準であるJFS規格取得のコンサルタント業務を拡大している。

今回、「日本の食を世界に「まだそこにない、日本の食」を世界へ。」をコンセプトに立ち上げた食の海外販路開拓支援「セカイタク~Japan Foodies Choice」で、今後国際基準に沿った衛生管理法HACCP認証が輸出に大きく寄与する流れとなっていることを受け、HACCPジャパンは、これまでの認証コンサルタント業務の知見を活かして、認証レベルに応じたコンサルティング費用の提案、認証に向けての指導を行い、事業者の海外輸出や販路拡大をサポートしていくこととなった。

また、農林水産省が「農林水産物・食品の輸出拡大実行戦略」のなかで掲げている2025年までに2兆円、2030年までに5兆円の輸出額目標に寄与するため、HACCPジャパンは、今後ニーズが高まってくる認証コンサルタント業務の分野において貢献していくとしている。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 フォーシーズHD---HACCPジャパン、認証コンサルタント業務拡大