■会社概要

1. 会社概要
すららネット<3998>の主力事業は、主に小学生・中学生・高校生を対象としている学習塾や学校に対して、オンライン学習教材「すらら」及びその姉妹版である「すららドリル」のサービスを提供することである。また「すらら」を導入する顧客に対して、「すらら」を活用した教育カリキュラムの提案や独立開業の各種支援、経営支援サービス等も行っている。また、近年ではJICAから採択を受けた各種事業等を契機にスリランカ、インドネシア等の海外でも事業展開を開始している。

2. 沿革
同社の起源は、2005年に(株)C&I Holdings(旧 (株)ベンチャー・リンク)グループにおいて、全国の学習塾と学校向けeラーニング事業「すらら」を開発したことに始まる。その後、2008年にeラーニング(インターネット等を利用して行う学習)による教育サービスの提供、運用支援、マーケティングプロモーション及びホームページの運営等を主な事業目的として同社が設立され、のちに吸収分割契約により同事業はC&I Holdingsから同社へ継承された。最終的に現在の同社代表取締役社長である湯野川孝彦(ゆのかわたかひこ)氏が2010年にMBOにより全株式を取得し、現在に至っている。

株式については、2017年12月に東京証券取引所(以下、東証)マザーズに上場し、2022年4月の東証市場区分再編に伴いグロース市場へ移行した。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)


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情報提供元: FISCO
記事名:「 すららネット Research Memo(2):小・中・高校生対象の学習塾・学校へ、オンライン学習教材をクラウドで提供