ジャパンベストレスキューシステム<2453>は30日、ワタミ<7522>と業務委託契約を締結し、ワタミが展開する宅食事業「ワタミの宅食」と提携すると発表。会員制生活トラブル解決サービスの提供を6月6日より開始する。

少子高齢化の進む日本は、人口の減少が続く一方で、世帯数は増加を続けている。
中でも現在では700万件まで増加した、高齢者の単身世帯を狙う詐欺などの報告も増えており、行政による既存の枠組みだけでは、高齢者が安心して暮らす仕組みとして十分とは言えないとしている。
同社は「ワタミの宅食」の弁当・惣菜を毎日手渡しで配達する「まごころスタッフ」を通じて、カギ・水まわり・ガラス等の生活トラブルに備える会員サービスへの加入を促進する。
「ワタミの宅食」は、「見守りサービス」と同様の安心感が得られるため、買い物へ出かけることが難しい高齢者だけでなく、離れて暮らす家族が契約するケースもあるサービス。
また生活トラブルにおいては近年、悪質な業者による「ぼったくり」被害が相次いで報道されている。
同社が提供する会員サービスは、顧客に生じた生活トラブルに全国の施工パートナーが対応する仕組み。
両社の提携により、高齢者が安心して生活できる社会の実現に貢献するとしている。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 ジャパンベストレスキューシステム---「ワタミの宅食」と提携