<6579> ログリー 1065 -300
ストップ安。東証が11日から信用取引に関する規制措置を強化すると発表したことが嫌気されている。新規の売付及び買付に係る委託保証金率が50%以上(うち現金20%以上)に引き上げられた。日証金も増担保金徴収措置を実施している。規制措置の強化に加え、ログリーは3rd Party Cookieに依存しないコンバージョン計測方法開発を材料に短期間で急騰しており、利益確定売りも出ているとみられる。

<7792> コラントッテ 659 +100
ストップ高。ワークマン<7564>との初のコラボレーションを販売開始すると発表している。作業しながら磁気の力で血行改善を促して装着部位のコリを緩和する磁気アクセサリーに加え、磁気サポーターや磁気ウエアを取り扱う。全国のWORKMAN、WORKMAN Plus、「#ワークマン女子」で販売する。ワークマンとの協業はコラントッテブランドの拡販につながるとの期待から買いが集まっているようだ。

<2588> Pウォーター 2485 +96大幅に続伸。22年3月期の営業利益を従来予想の54.00億円から60.00億円(前期実績43.94億円)に上方修正している。当初計画を上回るペースで保有契約件数が純増したことに伴い、宅配水の出荷数が増加したため。併せて期末配当を従来予想の無配から20.00円(前期末実績は無配)に増額修正した。初配10.00円に記念配当10.00円を加えた。年間配当も同額となる。

<7078> INC 1412 -218
大幅反落。第9回新株予約権のうち2600個(発行総数の48.15%)が権利行使され、26万株が交付されたと発表している。未行使の新株予約権は2799個。また、宇宙関連事業の開発を目的とする新会社INCLUSIVE SPACE CONSULTINGを北海道(予定)に設立する。衛星データ利活用によるコンサルティングを手掛ける。大量行使で株式価値の希薄化懸念が後退したことに加え、新会社への期待もあり一時急伸。ただ、地合いの悪化もあり、朝高後は失速しマイナス圏に大幅転落している。

<2983> アールプランナー 1401 +17
大幅に続伸。22年1月期の営業利益を従来予想の14.00億円から15.19億円(前期実績6.25億円)に上方修正している。新しい生活様式の変化で増加している戸建住宅の需要を積極的に取り込んだ結果、販売が好調に推移したため。首都圏エリアへの進出に加え、住宅展示場の新規出店などの投資の効果が現れ、ブランド力が向上して適正価格での提供が徹底できたことも利益を押し上げる見通し。

<3933> チエル 900 +124
大幅に続伸。10万株(1.00億円)を上限として自社株買いを実施すると発表している。発行済株式総数(自社株を除く)に対する割合は1.32%。取得期間は11日から5月31日まで。資本効率の向上を通じた株主への利益還元や経営環境に応じた機動的な資本政策の遂行を図ることが目的。チエル株は9日に昨年来安値を記録しており、押し目買いも続いているようだ。 <ST>
情報提供元: FISCO
記事名:「 新興市場銘柄ダイジェスト:ログリーはストップ安、コラントッテがストップ高