フォーバル<8275>は8日、自動車整備機器のメーカー・商社として事業を展開するファインピースと、自動車整備工場の高齢化や後継者不足をはじめとする課題解決に共同で取り組むために業務提携したことを発表した。

自動車アフターマーケットを取り巻く環境は、整備士の不足、特定整備への対応、後継者不在による事業継続への懸念等、厳しい環境が続いている中、同社は全国約2万社を超える顧客ネットワークや各種提携ネットワークを活用し、中小企業の事業承継・M&Aにかかるサポートを行っている。また、自動車アフターマーケットに特化した専門チームを設け、1社でも多くの企業が変革の時代を乗り越え成長発展していけるよう、支援の強化を図っている。

ファインピースは自動車補修業界に事業基盤を置き、自動車整備の技術と設備機器に対して高い専門性を有している。

今回の業務提携により、自動車整備工場の高齢化や後継者不足をはじめとする課題解決に共同で取り組むとともに、M&Aを活用した事業拡大のためのコンサルティングサービスも展開していく方針。

同社は、中小・中堅企業の利益に貢献するために、今後もアライアンスやM&Aなどを活用した事業基盤の強化に積極的に取り組んでいくとしている。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 フォーバル---ファインピースと事業承継・M&A分野で業務提携