クシム<2345>は15日、子会社のクシムソフトの主力ビジネス、システムエンジニアリングサービスの1月度エンジニア稼働率を発表した。

エンジニア稼働率は目標稼働率の96%を超え100%を達成した。主力ビジネスであるSESは、業界としてプロジェクト移動の多い12月から1月のタイミングにおいても引き続き高い稼働率を維持した。長期参画しグループシナジーの強化として進めている暗号資産マーケット向けプロジェクトにおいては、プロジェクト内でクシムソフトエンジニアが主力の一部を担うところまで成長していることから、現場内で発生している機能追加対応へスライド参画が続くことで稼働率を維持した。また継続して取り組んでいる案件移動時のリードタイム短縮化も成果があらわれ12月末から1月にかけての案件移動のリードタイムはゼロとなった。さらに今後の中途採用者においても入社後リードタイム無く案件参画の目途が立っており、これからもエンジニアを増員しながら引き続き全稼働を達成する見通しとなっている。

現状の好循環を継続するために、クシムソフトは引き続き案件の引き合いが多い成長分野のマーケットの訴求活動ならびにエンジニアスキルにおいてもより市場価値の高いスキル向上に努めていくとしている。

同社は、今後も顧客の声に対して真摯かつ柔軟に対応し、目標稼働率96%の維持を狙い、かつ、着実に新たな案件や顧客層の獲得及び社内受託開発の収益性を高めていきたいとしている。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 クシム---1月度システムエンジニアリングサービス稼働率を発表