JIG-SAW<3914>は、27日、国際出願中のNEW-VISION技術(ソフトウェアによる細胞制御)に関する特許につき、2021年1月の米国に続き、欧州特許庁から特許査定を正式に受領したことを発表した。所定の登録手続き及び選択した対象国への移行手続きを経て、欧州の主要各国において特許が成立することになる。

同社の視覚再生プロジェクトでは、特定の網膜疾患において失明した患者に対して、独自のアルゴリズムを用いた波長変換ソフトウェアによる細胞に対する色信号制御によって、視覚再生の実現を目的とし、失明した患者の視覚回復を目指している。最初の対象疾患として、網膜色素変性症等を対象とし、遺伝子治療薬の臨床試験と併せて臨床研究を進めていく。
同社は、世の中に貢献すべく、世界各国での特許登録と実用化を進め、新しい再生医療の取り組みを進展させていくとしている。


<ST>
情報提供元: FISCO
記事名:「 JIG-SAW--- EU全域において再生医療分野のコア技術で特許査定受領