一方、私立高校は全国に約1,300校、専門学校は約2,900校あり、そのうち同社製品は約150校に導入されていると見られる。シェアで見ると1割にも満たない水準であるが、逆にシェア拡大余地が大きいと見ることもできる。私立高校・専門学校の1校当たり生徒・職員数※は、高校で約770名、専門学校で約220名と、大学の約3,700名と比べて規模が小さいため、初期投資負担の少ないクラウドサービス「キャンパスプラン for Azure」で機能性やコストパフォーマンスを訴求し、顧客開拓を進めていく戦略となっている。売上規模は大学と比べて小さいものの、クラウドサービスでの提供となるため安定収益基盤の拡大によって中長期的に利益率の上昇につながるものと期待される。