電算システム<3630>は11日、トータルメディア開発研究所がプロデュースを手掛ける、学校法人慶應義塾の「福沢諭吉記念慶應義塾史展示館」向けのデジタルサイネージ開発を受託したと発表。

展示スペースは慶應義塾大学三田キャンパス内の図書館旧館(重要文化財指定)の中に整備。本展示の中の新しい試みである、デジタル技術を活用した展示コンテンツ「社中Who’sWho」について、同社がシステム開発を担当した。

「社中Who’s Who」は、福澤諭吉や慶應義塾にゆかりのある人物の情報を表示するタッチパネル式のデータベースギャラリー。大型のタッチパネル2台とMicrosoftが提供する小型AIセンサーデバイス「Azure Kinect DK」を組み合わせ、利用者の動きに反応してインタラクティブにコンテンツを表示する。人物の名前や出身地等の詳細情報を見ることができる機能に加え、様々な階層を持つデータベースの情報を、利用者の興味に合わせて直感的に検索・閲覧ができる連想検索機能、利用者の立つポジションや身長を認識して自然にタッチポイントが移動する機能など、新しい機能を搭載している。
また、昨今のコロナ禍の中で、博物館におけるタッチパネルやディスプレイにおいて、画面に触れずとも展示を楽しめる非接触対応インターフェースを開発した。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 電算システム---非接触対応の新しいインターフェースを搭載したデジタルサイネージを開発