藤商事<6257>は7日、2021年3月期連結決算を発表した。売上高は前期比7.0%増の269.27億円、営業利益は3.83億円(前期は20.54億円の損失)、経常利益は4.86億円(同22.79億円の損失)、親会社株主に帰属する当期純利益は1.22億円(同47.19億円の損失)となった。

パチンコ遊技機の販売台数は前期比40.8%増の70千台、売上高は同37.6%増の269.20億円となった。上期では、新規タイトルとして「Pリング 呪いの7日間2」(2020年4月発売)、「P遠山の金さん2 遠山桜と華の密偵」(7月発売)を市場投入した。また、下期は新規タイトルとして「Pとある魔術の禁書目録(インデックス)」(10月発売)、「P FAIRY TAIL2」(2021年1月発売)、「P戦国†恋姫 Vチャージver」(2月発売)、「P緋弾のアリア ~緋弾覚醒編~」(2月発売)を市場投入したほか、その他シリーズ機種などを継続販売した。

パチスロ遊技機は、当連結会計年度での新機種の発売はなかった。

2022年3月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比28.5%増の346億円、営業利益は同421.3%増の20億円、経常利益は同311.0%増の20億円、親会社株主に帰属する当期純利益は14億円を見込んでいる。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 藤商事---21年3月期増収・各利益は黒字転換、パチンコ遊技機の新機種を市場投入し稼動が好調