イノベーション<3970>は6日、2021年3月期の連結業績予想の修正を発表した。

売上高は前回発表予想比14.1%増の30.80億円、営業利益は同30.8%増の5.10億円、経常利益は33.3%増の5.20億円、親会社株主に帰属する当期純利益26.1%増の2.90億円、1株当たり当期純利益は138円72銭。
前回の通期連結業績予想発表時点において、新型コロナウイルス感染症拡大による同社グループ事業への影響が追い風になった一方、感染症拡大の長期化が見込まれることから、業績への影響を見通すことが困難だったため、第4四半期の業績は保守的に見積もりを行っていた。しかし、第4四半期においても、懸念していた対面営業の自粛による新規顧客獲得機会の損失、顧客企業の広告宣伝費抑制等による売上高減少リスクについては限定的な影響にとどまった。

また、同社の非連結子会社のInnovation IFA Consulting は、連結業績等に及ぼす影響が軽微であったことから連結の適用範囲から除外していたが、第4四半期における当該会社の業績から重要性が増したと判断し、連結子会社にとした。
これら状況を考慮し、前回発表を上方修正するに至ったとしている。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 イノベーション---2021年3月期通期連結業績予想の修正を発表