JSR<4185>はもみ合い。前日に21年3月期の決算を発表、営業損益は616億円の赤字、従来予想の165億円を大幅に下回った。コア営業利益は想定を上振れているが、エラストマー事業における減損損失を772億円計上したことが下振れの主因。一方、22年3月期は530億円の黒字に転じる見通しで、市場予想の460億円も大きく上回っている。
エラストマー事業が想定以上に改善のもよう。減損の規模にはインパクトだが、積極的な構造改革策を評価の動きも。 <TY>
情報提供元: FISCO
記事名:「 JSR---もみ合い、大規模減損計上の一方で今期は想定以上の収益改善に