2. 中期経営計画「YASDA Next 100」 同社は、長期ビジョンを実現するための中間目標として、2020年3月期からの3年間を対象に中期経営計画「YASDA Next 100」を策定し、最終年度の2022年3月期には営業収益550億円、営業利益40億円の達成を目指している。そのなかで「お客様ニーズに多彩なソリューションと最先端テクノロジーで応え、お客様と共にグローバルなロジスティクスカンパニーへと成長する」という基本方針を掲げた。これに対し、「顧客の潜在的なロジスティクス・ニーズを捉えたスピーディな課題解決」「保有不動産の資価値向上による収益基盤の強化」「グローバルにわたり合えるグループ経営インフラの確立」という基本目標を設定し、首都圏の好立地と高付加価値サービスという強みを生かしながら事業戦略を展開している。
3. ESG経営 「YASDA Next 100」や「長期ビジョン2030」を達成するためには、グローバルにわたり合えるグループ経営インフラを確立する必要がある。そのため同社は、ESG(Environment、Social、Governance)経営に軸足を置き、コンプライアンス体制や財務基盤の構築を進めている。