TOKAIホールディングス<3167>は10日、同社の子会社でエネルギー事業を展開しているTOKAIが、LPガス基幹システムを再構築し、10月より運用を開始するとともに、LP ガスの自動検針化を推進していくと発表した。ペーパーレス化とガス配送業務の効率化を実現しCO2 排出量の削減に貢献していくねらい。

LPWA(Low Power Wide Area)端末を利用した自動検針化は、従来の検針担当者による1ヶ月に1回の手作業検針を自動検針に切り替えていくというもの。郵送費圧縮とペーパーレス化を図りコスト削減につながる。また、顧客のLPガス残量の把握精度が格段に向上するため、AIを使った配送タイミングや配送ルートの最適化が可能になり、配送業務の効率化が期待できる。取得したデータはビッグデータとして、TOKAIグループ DMP(データ・マネジメント・ プラットフォーム) 「D-sapiens(略称:ディーサ)」とデータ連携することで、これまで把握することができなかった顧客毎の生活パターンや行動パターンを予測し、新たなサービスの創出や事業開拓につなげる。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 TOKAIホールディングス---LPガス基幹システムを再構築し、LPWA 自動検針化を推進