● 地域別動向 a) 日本 日本地域の2021年3月期第1四半期の売上高は14,485百万円(前年同期比11.4%減)、セグメント利益は911百万円(同12.8%減)となった。新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、4月の緊急事態宣言発出後、市場が一時的に大きく落ち込んだ。このようななか、同社独自の革新的な新製品を幅広く揃える等、積極的に営業活動に取り組んだ。
b) 米州 米州地域の2021年3月期第1四半期の売上高は1,909百万円(前年同期比10.0%増)、セグメント利益は35百万円(同42.3%減)となった。3月から新型コロナウイルス感染症拡大による影響を受けたが、同社独自のテクノロジーを使った新製品を投入すると共に、積極的なマーケティング活動を行ったことが功を奏し、増収となった。一方で、米中貿易摩擦の影響により輸入コストが増加したことなどによって、減益となった。
c) 欧州 欧州地域の2021年3月期第1四半期の売上高は2,812百万円(前年同期比6.6%減)、セグメント利益は179百万円(同38.9%減)となった。年初より市況は低調に推移していたが、3月から新型コロナウイルス感染症拡大による影響を受け、景気は大きく落ち込んだ。