産業計装関連事業の事業環境は、研究施設の電気工事や地域冷暖房施設の計装工事が増加、食品工場におけるロボット事業も拡大した。受注工事高は地域冷暖房関連設備の大型計装工事が減少し、受注高4,370百万円(前期比2.5%減)、受注残高2,047百万円(同18.4%減)となった。一方、完成工事高は電気工事や地域冷暖房関連設備の計装工事などが増加した。空調計装関連事業も産業計装関連事業も業況が好調だったため、大型商業施設や大手自動車工場などの空調計装、虎ノ門一丁目地区のDHC(District Heating and Cooling:地域冷暖房)プラント、食品工場生産ラインの電気計装など、比較的大きな案件が多かったようだ。