クオールホールディングス<3034>は8日、ダチョウ抗体の技術を生かした、ヘルスケア製品・日用品などの販売を強化することを発表した。

同社のグループ会社であるアポプラスヘルスケアは、健康サポート商品、スキンケア商品に関する事業を展開している。

ダチョウは、病気で死ぬことがほぼなく驚異的な免疫力と回復力を持つとして注目されている。アポプラスヘルスケアの技術顧問である塚本康浩氏(京都府公立大学法人 京都府立大学 学長)は「ダチョウ抗体」の研究に長年取り組み、ダチョウに無害化した抗原を投与して抗体を生成し、抗体を含んだ無精卵からダチョウの命を犠牲にすることなくスピーディーかつ質のよい抗体を抽出することに成功したとしている。熱や酸性、どちらにも強く様々な製品への活用が世界中から期待されているという。

クオールホールディングスのグループ薬局においては、アポプラスヘルスケアを介して、ダチョウ抗体の技術を生かしたオーラルケア製品「SORB’S」シリーズを既に販売していたが、それに加え、抗菌・除菌が期待できるダチョウ卵黄抽出エキス配合の「V BLOCK SPRAY」の取り扱いも順次開始するとしている。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 クオールホールディングス---「ダチョウ抗体」の技術を活用したヘルスケア製品などの販売強化へ