テンポイノベーション<3484>は8日、2020年3月期決算を発表した。売上高が前期比21.3%増の99.85億円、営業利益が同7.0%増の7.85億円、経常利益が同13.7%増の8.11億円、当期純利益が同10.7%増の5.64億円となった。

店舗転貸借事業の売上高は前期比16.0%増の93.85億円、セグメント利益は同19.4%減の5.68億円となった。当年度における新規契約件数及び後継付け件数(閉店した店舗に対し新規出店者と転貸借契約を締結したもの)の転貸借契約件数の合計は前期比9.7%増の397件となった。また、当年度末における転貸借物件数は前年度末より225件純増し、合計1,684件となった。一方、人件費の増加や株主優待費用の計上により、販売費及び一般管理費は前年度と比較して増加した。

不動産売買事業の売上高は前期比341.1%増の5.99億円、セグメント利益は同653.9%増の2.16億円となった。主力事業である店舗転貸借事業を更に推進する為に、不動産業者とのリレーションシップ強化を目的として、店舗不動産の仕入販売や建築販売に取り組んでいる。

2021年3月期通期の業績予想については、新型コロナウイルスによる影響を現段階で合理的に算出することが困難であるため、未定としている。業績予想の開示が可能となった段階で、速やかに開示する予定。




<SF>

情報提供元: FISCO
記事名:「 テンポイノベーション---20年3月期は増収増益、転貸借契約件数が順調に増加