商船三井<9104>は急落。前日の前引け後に決算を発表、その後は売り優勢の展開が続いている。20年3月期経常利益は551億円で従来計画の500億円を上振れ、市場予想の520億円程度も上振れている。一方、21年3月期見通しは100-400億円の赤字レンジとしており、想定以上の業績悪化が警戒視される展開に。なお、タンカー市況の高騰、中国の自動車販売回復などは十分に織り込まれておらず、慎重な計画との見方も多くなっているようだ。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 商船三井---急落、今期の赤字転落見通しをマイナス視継続