リソー教育<4714>は7日、2020年2月期連結決算を発表した。売上高が前期比9.0%増の267.04億円、営業利益が同7.4%増の27.16億円、経常利益が同8.2%増の27.49億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同23.9%増の19.53億円となった。

TOMAS(トーマス)(学習塾事業部門)の売上高は前期比8.6%増の135.75億円となった。完全1対1の進学個別指導による高品質な教育サービスを提供した。当年度においては、TOMAS学芸大学校(東京都)、TOMAS多摩センター校(東京都)、TOMAS宮崎台校(神奈川県)、スペックTOMAS自由が丘校(東京都)を新規開校した。

名門会(家庭教師派遣教育事業部門)の売上高は前期比5.6%増の51.47億円となった。100%プロ社会人講師による教育指導サービスの提供に加え、全国区へ事業展開を図っている。当年度においては、名門会岡山サテライト校(岡山県)、名門会宇都宮校(栃木県)、名門会高崎駅前校(群馬県)、名門会水戸駅前校(茨城県)、名門会つくば駅前校(茨城県)を新規開校した。

伸芽会(幼児教育事業部門)の売上高は前期比10.9%増の48.00億円となった。名門幼稚園・名門小学校受験業界でトップクラスの合格実績を誇る既存事業「伸芽会」に加え、受験対応型の長時間英才託児事業「伸芽’Sクラブ(しんが~ずくらぶ)」の2つのブランドの充実を図った。当年度においては、伸芽’Sクラブ学童池袋東口校(東京都)、伸芽’Sクラブ学童学芸大学校(東京都)を新規開校した。

スクールTOMAS(学校内個別指導事業部門)の売上高は前期比30.0%増の14.99億円となった。学校内個別指導塾「スクールTOMAS」の営業展開を推し進めた。

プラスワン教育(人格情操合宿教育事業部門)の売上高は前期比2.3%増の16.69億円となった。情操分野を育む多彩な体験学習サービスの提供を行った。

2021年2月期通期の連結業績予想については、現段階で合理的な業績予想の算定を行うことが困難なことから未定とし、発表していない。今後、合理的な予想が可能となった時点で速やかに公表するとしている。





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情報提供元: FISCO
記事名:「 リソー教育---20年2月期増収増益、全セグメントで売上高が増加