メディシノバ<4875>は18日、MN-001(Tipelkast)及びMN-002(MN-001の主要な代謝体)に関して、肝線維化を認める進行型NASH(非アルコ ール性脂肪性肝炎)を適応として出願中の特許に対し、日本の特許庁より承認通知を得たことを発表。

今回の特許は、MN-001またはMN-002を用いた肝線維化が認められる進行型NASHの治療法及び、クモ状血管腫、腹水、脾腫大、硬化した肝臓、手掌紅斑、羽ばたき振戦、門脈圧亢進症、瘢痕化した肝臓、肝硬変、あるいは肝細胞癌などを伴った進行型NASHの治療をカバーしている。更に、進行型NASHにおける肝線維化を軽減する方法及び肝臓の瘢痕化を軽減する方法も対象としており、剤型としては、錠剤、カプセル及び液体の経口投与をカバーしている。今回承認を受けた特許は、少なくとも2035年5月までをカバーする。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 メディシノバ---MN-001及びMN-002の肝線維化を認める進行型NASHを適応とする特許承認