アンジェス<4563>は7日、資本提携しているイスラエルのバイオハイテク企業Barcode Diagnostic(以下、Barcode)が開発した、患者にとって有効な抗がん剤を迅速に特定する診断技術の早期実用化に向け、公益財団法人がん研究会(以下、がん研究会)と共同研究契約を締結したことを発表。

Barcodeは、患者にとって有効性が期待できる数種類の抗がん剤を、極少量ずつ一度に投与することによって、副作用を発生させることなく、患者にとって最も有効な抗がん剤を迅速に特定するための診断技術を開発している。一方のがん研究会は、がんの新しい診断・治療法の開発において、生命科学の先端を開拓している国際的にも評価の高い研究機関であり、数多くのがん細胞に対する抗がん剤の有効性データを有している。

共同研究によって、がん研究会の持つ最先端の知見を活用し、Barcodeの診断技術の評価を行うとともに、実用化に向けた実験的検討を進めることで、同社の診断技術をいち早くがん治療に役立てることができるよう協力していく。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 アンジェス---Barcodeの技術の実用化に向け、がん研究会と共同研究を開始