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Sequentの既存株主であるファンド、個人等13名からの発行済株式の現金対価による譲受、Sequentが行う第三者割当による新株発行の現金対価による引受け及び同社に対する貸付債権の株式化(デット・エクイティ・スワップ)を通じて、Sequent株式の取得を実施する。
取得価額は、約25百万米ドル。議決権所有割合は、61.6%となる。
TISは、グローバルにグループ展開するシステムインテグレーターで、キャッシュレス化やIoTの進展による様々な決済手段やサービスの登場が予想されることを踏まえ、決済関連分野におけるサービス型ビジネスの一つとして、デジタルウォレットサービスを立ち上げ、推進している。
Sequentは、モバイルをはじめとする各種デバイス決済で利用可能なトークナイゼーション技術を持つ2010年設立の米国Fintech企業。モバイル決済に係るソフトウェアおよびサービス開発を展開している。
本件M&Aにより、TISは、Sequentの有するトークナイゼーション技術を早期に自社グループ内に取り込み、デジタルウォレットサービスの拡大加速及びIoT決済への対応を推進させ、中長期の自社グループの企業価値向上を図る。
●今後のスケジュール
株式譲渡/新株発行実行日 2020年1月31日
デット・エクイティ・スワップ実行日 2020年2月初旬
【ニュース提供・日本M&Aセンター<2127>】
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