ジェネレーションパス<3195>は13日、2019年10月期連結決算を発表した。売上高が前期比10.1%増の96.66億円、営業利益が同89.6%減の0.19億円、経常利益が同84.9%減の0.30億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同91.5%減の0.11億円となった。

同社グループの主力事業であるECマーケティング事業については、宅配料金の継続的な値上げに対して販売価格の見直し、適正な在庫管理など諸施策を展開した結果、売上高は順調に推移した。一方、利益面においては、宅配料金の値上げの一部を自社で吸収したこと等により、低調に推移した。

商品企画関連事業については、前第3四半期より連結の範囲に加わった青島新綻紡貿易有限会社が事業の立上フェーズから収穫フェーズに移行しており、売上高は対前年比50.6%と大幅な増収傾向にある。利益面においては、ベトナムでの新規子会社の立上コスト、各種投資コストが先行して計上されたが、大幅な増収による利益増分が上回った結果、前年同期を超える水準で推移している。

なお、第1四半期連結会計期間期首をみなし売却日として、連結子会社であるアクトインテリアの全株式を売却したことにより、アクトグループ事業を展開していた同社及び同社の子会社であるヤマセイ、YARN HOMEを連結の範囲から除外したことに伴い、第1四半期よりアクトグループ事業を報告セグメントから除外している。

2020年10月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比17.9%増の114.00億円、営業利益が同402.6%増の1.00億円、経常利益が同225.2%増の1.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同507.1%増の0.70億円を見込んでいる。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 ジェネレーションパス---19年10月期は2ケタ増収、商品企画関連事業が好調に推移