スカラ<4845>は15日、100%子会社であるスカラパートナーズが、就労困難者の「仕事と体調管理」の両立支援システム「NEXT HERO」を開発・運営するVALT JAPANへ、 0.22億円の出資を行ったことを発表。

同社は、社会問題を解決する新たなビジネスを創造・支援する価値創造支援事業に進出するとしており、本出資案件は、価値創造支援事業の具体的な第一歩としている。

VALTは、「NEXT HERO」を開発・運営する就労困難者特化型HRテックのスタートアップで、現在では6,000名を超える国内最大級の障がい者ネットワークを構築し、就労困難者が継続的に仕事を得るとともに、体調管理を両立させ、社会への自立につなげる仕組みづくりを推進している。最近では、日本財団の助成事業のひとつである「障害者みなし雇用制度研究会」において、民間企業で唯一の外部委員として参加し、「NEXT HERO」の実証実験について鎌倉市と連携協定を締結している。

VALTは、スカラパートナーズのCSVインベストメント事業の第1号企業となり、「NEXT HERO」の開発においてUI/UX及びウェブデザインの制作をVALTへ提供することで合意した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 スカラ---就労困難者特化型HRシステム「NEXT HERO」を開発・運営するVALT JAPANへ出資