テノックス<1905>は8日、2020年3月期第2四半期(19年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比23.1%減の88.93億円、営業利益が同19.4%増の5.97億円、経常利益が同18.5%増の6.20億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同29.6%増の4.55億円となった。

売上高は、高速道路関連等の杭工事が増加したものの、東北の震災復興関連の杭工事が終盤を迎えたことや工場及び商業施設の地盤改良工事が一服したことなどにより減収となった。また、利益については、売上高は減少したものの、前期計上した施工不具合の復旧に伴う工事関連費用等がなくなったことや施工管理の徹底を進めたことで増益となった。なお、第1四半期より非連結子会社で持分法非適用会社であったTENOX ASIA COMPANY LIMITED(ベトナム国)を連結の範囲に含めている。

2020年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比1.1%増の210.00億円、営業利益が同20.6%増の11.50億円、経常利益が同18.8%増の12.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同25.0%増の8.00億円とする期初計画を据え置いている。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 テノックス---2Qは2ケタ増益、施工管理の徹底を推進