東製鉄<5423>は急落で安値更新。前日に7月の鋼材建値の大幅値下げを発表している。H形鋼を1トンあたり4000円、棒鋼を5000円、熱延コイルを5000円など。国内鋼材需給の悪化や国際市況の下落、鉄スクラップ価格の値下がりなどが背景。値下げ幅が大きいこと、業界で値下げ阻止とみられる動きもあったことから、ネガティブなサプライズも強まる格好に。中期的な市況悪化につながっていくとして、鉄鋼セクター全般にマイナスの影響を懸念も。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 東製鉄---急落で安値更新、鋼材値下げがネガティブインパクトにも