日本動物高度医療センター<6039>は、2018年5月に公表した2019年3月期の業績予想値と9日公表の同実績値の差異を発表した。

2019年3月期の業績予想値と実績値の差異は、売上高が予想比0.1%増の25.63億円、営業利益が同13.5%増の3.97億円、経常利益が同15.7%増の4.04億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同3.5%増の2.94億円と、売上高・利益ともに予想を上回り着地した。

医療機器更新等の設備投資のタイミングや人員採用時期を慎重に見極めたことなどにより減価償却費、人件費等が予想を下回り、営業利益、経常利益については前回予想を上回った。 一方で、固定資産について減損損失を計上するとともに、繰延税金資産の減少による法人税等調整額を計上した結果、親会社株主に帰属する当期純利益は予想を上回ったものの、他の利益段階に比べて増加額は縮小した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 日本動物高度医療センター---2019年3月期実績は業績予想を上回って着地、予実差異を発表