アドバンスクリエイト<8798>は9日、保険会社各社と乗合代理店を結んで運用される共通プラットフォームシステム「Advance Create Cloud Platform(ACP)」を開発、4月からサービスを開始したと発表。

現在、複数の保険会社の商品を販売する乗合代理店では、顧客からの申込対応および保全対応にあたって、取り扱う保険会社ごとに、個別の手続きが必要となっており、事務作業の効率化が課題となっている。

同社は、保険会社各社とともに、共通プラットフォームシステムを通して連携することで、顧客が複数の保険会社の保険商品を申込む際にも、一度顧客情報を入力すれば、その顧客情報は連携する複数の保険会社のシステムに自動的に反映され、保険申込手続きの効率化につながるという。複数の保険会社にまたぐ商品を申込む際の顧客情報入力の手間と時間が大きく削減されることが期待される。
乗合代理店でも、記入間違いや申込手続き等の事務作業効率が大きく改善されるうえ、保険会社においても、ペーパレス化が促進され、事務効率の向上につながることが期待されている。

同社は、今後、ACP開発の次期フェーズとして、現在ASP(Application Service Provider)として、すでに同社が外部の乗合代理店に販売している顧客管理システムにも、ACPを実装していくとしている。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 アドバンスクリエイト---保険会社各社と乗合代理店の共通プラットフォームシステム(ACP)のサービス開始