エレマテック<2715>は25日、2019年3月期連結決算を発表した。経常利益は前期比1.7%増の61.88億円となり、従来予想の60.00億円を上回り、減益予想から一転し3期連続での増益となった。親会社に帰属する当期純利益は、同社グループ内配当方針の見直しに伴い、将来の配当受取時に発生が見込まれる税金負担額10.84億円を前もって計上したことに伴う一時的な減少により、前期比23.1%減の33.64億円となった。

2020年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比9.6%増の2,010.00億円、営業利益が同6.5%増の67.50億円、経常利益が同5.0%増の65.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同35.2%増の45.50億円を見込んでいる。また同日、株主への利益還元をより一層強化するため、2020年3月期より配当性向を30%から40%以上に引き上げることを発表した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 エレマテック---19年3月期経常利益は増益、次期、配当性向40%以上へ引き上げを発表