ソフトバンク・テクノロジー<4726>の子会社であるサイバートラストは10日、グレープシステム(本社:神奈川県横浜市)と、組込み機器向けLinuxとリアルタイムOS(RTOS)の共存利用を推進するため協業することを発表した。

産業機器や医療、自動車関連などの組込み分野で高機能化が進んでいるなかで、従来のRTOSに加え、 Linux OS を同時に実行することで汎用的な実行環境をデバイスに付与するマルチ OS 化を実現する。グレープシステムがRTOS「ThreadX」、サイバートラストはRTOSとLinuxOSを共存させるマルチOSソリューション「EMDuo」をそれぞれ提供する。開発に当たってはArmCortex-A53とCortex-R7を搭載したルネサスエレクトロニクスの「RZ/G2E」を活用する。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 ソフトバンク・テクノロジー---サイバートラストとグレープシステムが組込み開発分野で協業