■株主還元策

シャノン<3976>では、将来の事業展開と経営体質の強化に向けて必要な内部留保を確保し、収益拡大によって企業価値を高めていくことが株主に対する最大の利益還元につながると考えている。このため、当面は無配を継続する意向となっている。


■情報セキュリティ対策

同社ではインターネットを活用した事業展開を行っていることから、情報セキュリティ対策についても、ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)やプライバシーマークの認証を取得するなど、十分な体制を整え対応に当たっている。また、個人情報管理の面では自社におけるリスク対策を徹底しているほか、同社のサービスを利用する顧客企業に対しても、啓蒙活動を行っている。また、利用規約においても、顧客企業に対して個人情報保護法に準拠した個人情報の適切な取り扱い等を求めており、その一環で不適切な取り扱いがあった場合には、顧客企業に改善を促す等具体的な取り組みを行っている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)



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情報提供元: FISCO
記事名:「 シャノン Research Memo(7):一定の利益水準の達成を目途に配当を実施する意向