イード<6038>は21日、訪日観光客をターゲットとしたメディア「SeeingJapan」の事業をEmooveより取得し、運営を開始したと発表。

「SeeingJapan」は、英語、中国語(繁体字)、韓国語、タイ語、日本語で訪日観光客をターゲットに日本の観光情報を発信しているメディア。2017年4月の運営開始以来、月間約140万ユーザー、200万PV規模にまで成長している。

訪日外国人数は2011年以降伸び続けており、2017年には2,869万人となり、2018年もこれを更新するペースとなっている。政府は2020年の訪日観光客数を4,000万人とする目標を掲げ、プロモーションの高度化や多様な魅力の対外発信の強化を謳っている。

本年はラグビーワールドカップ、来年は東京オリンピック・パラリンピックなど大型イベントが相次ぎ、日本への関心は更に高まると予想されている。

同社は、これまで培ってきたメディア運営ノウハウを活かし、良質なコンテンツ発信のメディア規模の拡大を目指す。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 イード---訪日観光客をターゲットとした「SeeingJapan」の事業を取得