ヤマトHD<9064>は伸び悩んで大幅反落。第3四半期累計営業利益は600億円台半ばとなり、前年同期の約2倍に急拡大したもようとの観測報道が伝わっている。ネット通販の拡大で宅配便の需要増が続くなかで単価が引き上げられたほか、賃上げによる自社ドライバー増加で荷受け能力の高まりや外部委託の圧縮も可能になったようだ。ただ、第2四半期の段階で前年同期比363億円ほど収益が改善していたため、大きなインパクトは限定的と捉えられている。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 ヤマトHD---大幅反落、好業績観測報道もインパクト乏しく出尽くし感に