プラッツ<7813>は2日、2019年6月期第1四半期(18年7月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比3.4%減の12.86億円、営業損失が0.07億円(前年同期は0.21億円の利益)、経常利益が同50.4%減の0.41億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同51.1%減の0.29億円となった。

福祉用具流通市場の販売実績は前年同期比5.3%減の9.99億円となった。医療・高齢者施設市場は、前期に引き続き新規開拓活動を強化したことにより、販売実績は同27.4%増の2.28億円となった。家具流通市場における医療介護用電動ベッドの状況は、一般ベッドと同様に減少傾向が続いていることを背景に、販売実績は同19.3%減の0.36億円となった。海外市場においては、連結子会社の富若慈(上海)貿易有限公司における大口の案件が乏しく、販売実績は同57.6%減の0.21億円となった。なお、同社及び連結子会社における当第1四半期累計期間の医療介護用電動ベッドの総販売台数は1.0万台(前年同比4.4%減)となった。

2019年6月期通期の連結業績予想は、主力の福祉用具流通市場にて11月から新商品のMiolet3が発売されることなどから、売上高が前期比13.7%増の63.20億円、営業利益が同136.6%増の3.10億円、経常利益が同26.0%増の4.10億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同24.5%増の3.00億円とする期初計画を据え置いている。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 プラッツ---1Q減収なるも、医療・高齢者施設市場は増加