日立化成<4217>は急反落で年初来安値。前日に上半期の決算を発表、営業利益は205億円で前年同期比4.3%増益、第1四半期の同27.7%減から増益転換となったものの、通期予想の590億円、前期比27.7%増と比較すると進捗率は低く、市場コンセンサスも下回っているもよう。好採算のスマホ向け製品の販売低迷、固定費や原材料費の上昇などが響いた。通期計画は据え置いているが、従来からの下振れ懸念は一段と強まる形になっている。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日立化成---急反落で年初来安値、第2四半期は市場想定未達で通期下振れ懸念強まる